Windows VPSのおすすめ5選!システム開発・テレワーク・FXなど用途別に比較

VPSとは?

VPSとは、Virtual Private Serverの略称であり、仮想的なサーバーを提供するサービスのことを指します。
サーバーと聞くと、物理的な機器を想像するかもしれませんが、VPSでは、1つの物理的なサーバーを複数の仮想サーバーに分割して提供します。
各ユーザーは、自分が利用する仮想サーバーの内部を自由にカスタマイズすることができます。
多くのVPSでは、Unix系OSがインストールされていますが、Windows環境を使いたい人向けに、Windows OSがインストールされたサービスもあります。

Windows VPSはどのような用途で使われる?

Microsoftが提供するソフトウェアでシステムを構築する

「SQL Serverでデータベースを管理したい」、「IISでWebサーバーを構築したい」など、サーバー上でMicrosoftが提供するソフトウェアを利用したい場合は、サーバーOSもWindowsで揃えることが一般的です。
なぜなら、システムを構築する際に、様々なベンダーの製品を組み合わせるよりも、Microsoftの製品で統一するほうが、安定性が高くなると考えられるためです。

FXの自動売買

FX(外国為替証拠金取引)は、世界中の通貨を売買する取引であり、24時間365日取引が可能です。
24時間のFX取引を行う場合、MT4(MetaTrader 4)・MT5(MetaTrader 5)という自動売買のツールがよく利用されます。
自宅のPCでMT4などを24時間稼働させることも可能ですが、PCを常時稼働させると結構な電気代がかかってしまうため、VPSを使用することが一般的です。
FXの自動売買を目的とする場合、VPSのサーバーOSには、Windowsが選ばれることがほとんどです。
Unix/Linux系OSでもMT4・MT5を動かせないことはありませんが、Windows用アプリケーションを実行するためのソフトウェアを別途利用する必要があります。

テレワーク

自宅や外出先などオフィスの外で仕事をするにあたって、「情報漏洩のリスクが心配」、「Windows PCを持っていない」などお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このような場合、Windows VPSを利用することで、快適なテレワーク環境を整えることができます。
Windows VPSを利用すれば、手元のPC(ローカル)から業務用システムに直接アクセスして作業するのではなく、仮想サーバー上で作業を行うことができます。
ローカルにはデータが残らないため、セキュリティ性が高まります。
また、ローカルから仮想サーバーにリモートで接続して利用するため、OSに関わらず、Windows環境で業務を行うことができます。

Windows VPSの選び方は?

自分にピッタリのWindows VPSを選ぶためには、次の2ステップで考えましょう。


サーバーの利用目的に適したサービスを選ぶ

Windows VPSは、サーバーの利用目的によって、「リモートデスクトップサービスライセンス」(RDSライセンス)というライセンスの追加契約が必要な場合があります。
サーバーの利用目的は、大きく次の2つに分けられます。

  1. サーバー管理目的:システムの構築や運用のために、サーバー機能を利用する
  2. サーバー管理目的以外:FXの自動売買やテレワークのために、デスクトップ環境を利用する

サーバー管理目的の場合は、サーバーに接続する人数によって、RDSライセンスの追加契約が必要な場合があります。
サーバーへの同時接続数が2ユーザーまでなら追加契約の必要はありませんが、3ユーザー以上なら、人数分のRDSライセンスを追加契約する必要があります。

サーバー管理目的以外の場合は、基本的にRDSライセンスの追加契約が必要です。
もしくは、RDSライセンスが1ユーザー分付与された状態で提供される、デスクトップ利用に適したサービスを使うのも良いでしょう。

※必要なライセンス数がわからない場合、各サービスの問い合わせ窓口に確認しましょう。

必要なスペックを見積もる

Windows VPSなどのサーバーサービスを利用する場合、スペックの選び方は非常に重要です。
スペックが低いと、データの読み書きが遅くなったり、サーバーがフリーズして固まってしまう可能性があります。
一方、高すぎるスペックを選ぶと、必要以上にコストがかかってしまうこともあります。
そのため、自分の用途に合わせて、必要とするスペックを見極めるようにしましょう。
スペックで悩んだ場合は、スケールアップに対応しているサービスを選びましょう。
スケールアップ可能なサービスであれば、最初は低めのスペックで様子を見て、将来的に必要に応じてアップグレードすることができます。

Windows VPSのおすすめサービスを比較

RDSライセンスなしのサービス

これらのサービスにはRDSライセンスが付与されていないため、サーバー管理目的以外の場合は、RDSライセンスを追加で契約しましょう。
(サーバー管理目的であっても、サーバーへの同時接続数が3ユーザー以上ならば、必要な数を追加契約してください。)
サービス Winserver
(Windows VPS)
KAGOYA CLOUD VPS さくらのVPS ABLENET
プラン

VPS23-1G

メモリー1GB

W1G

Win1

初期費用

無料

無料

無料

無料

月額料金

1,155円

913円

1,210円

新規:1,694円
更新:2,397円

メモリ

1GB

1GB

1GB

1GB

CPU

3コア

1コア

2コア

2コア

SSD

120GB

35GB

50GB

60GB

RDSライセンス
追加費用

880円

1,155円

1,100円

1,250円

トライアル期間

14日間

なし

14日間

10日間

運営会社

アシストアップ株式会社

カゴヤ・ジャパン株式会社

さくらインターネット株式会社

株式会社ケイアンドケイコーポレーション

公式サイト

Winserver
(Windows VPS)

KAGOYA CLOUD VPS

さくらのVPS

ABLENET

※表示価格は税込
※メモリ容量1GBのプラン、契約期間1ヶ月の料金で比較

RDSライセンスが1ユーザー分付与されたサービス

これらのサービスはRDSライセンスが1ユーザー分付与された状態で提供されるため、サーバー管理目的以外の場合でもライセンスの追加契約が必要ありません。
(ただし、サーバーへの同時接続数が2ユーザー以上ならば、必要な数を追加契約してください。)
サービス Winserver
(仮想デスクトップ)
お名前ドットコム
デスクトップクラウド
プラン

WS23-2G

短期お試しプラン

初期費用

無料

無料

月額料金

2,530円

2,530円

メモリ

2GB

1.5GB

CPU

4コア

2コア

SSD

150GB

60GB

トライアル期間

14日間

なし

運営会社

アシストアップ株式会社

GMOインターネットグループ株式会社

公式サイト

Winserver
(仮想デスクトップ)

お名前ドットコム

※表示価格は税込
※メモリ容量1.5~2GBのプラン、契約期間1ヶ月の料金で比較
※各サービスは、RDSライセンスが1ユーザー分付与された状態で提供
Windows VPSのおすすめ
  • Winserver
  • 低価格でありながら、サーバースペックの優れたサービスが「Winserver」です。
    コストパフォーマンスを重視して選びたい方におすすめです。
    2週間の無料トライアルが設けられているため、気軽に試すことができます。
    サーバー管理目的の場合は「Windows VPS」、それ以外の場合は「仮想デスクトップ」を選びましょう。


  • KAGOYA CLOUD VPS
  • 他社よりもCPUのコア数やSSDの容量は少なくなりますが、低価格なサービスが「KAGOYA CLOUD VPS」です。
    トライアル期間は設けられていませんが、1日単位で契約できるため、短期利用におすすめです。

    Windows VPSに関するよくある質問

    Windows VPSのプランは、どのように選べばいいですか?
    どのサービスを使うかを決めた後は、数種類用意されているプランの中から、自分に合ったプランを選ぶ必要があります。
    多くのサービスでは、「メモリ容量が1GBのプラン」、「メモリ容量が2GBのプラン」といったように、メモリ容量によってプランが分かれています。
    コストを抑えるためには、必要なメモリ容量に合わせてプランを選ぶことをおすすめします。
    たとえば、大規模なWebサイトを運用する場合など、高い処理能力が求められる用途であれば、メモリ容量が大きめのプランを選びましょう。
    どれくらいのスペックが必要かわからない場合は、まずはメモリ容量が小さめのプランから試してみましょう。
    必要に応じてスペックを上げられるように、スケールアップに対応しているサービスを選ぶと安心ですね。
    VPSを使いこなせるか不安です。
    サービスによっては、無料のトライアル期間を設けているため、心配な方は使い勝手を試してから契約する方が良いでしょう。
    今回紹介したVPSのうち、「Winserver」と「さくらのVPS」には、14日間のトライアル期間があります。
    また、「ABLENET」にも10日間のトライアル期間があります。
    複数のサービスで迷った場合は、困った時に相談できるように、サポート体制が充実したサービスを選びましょう。

    まとめ

    今回は、Windows VPSの用途や選び方を説明し、おすすめのサービスを紹介しました。
    Windows VPSを利用する際は、サーバーの利用目的によって必要なライセンス数が異なることに注意しましょう。
    サーバー管理目的以外の場合、デスクトップ利用を前提としたサービスを利用すると便利です。
    要件に合わせてどれくらいのスペックが必要かを検討し、サポート体制やスケールアップの有無にも注意しながら、自分にピッタリのWindows VPSを選びましょう。